シニアホームことぶき
福島県須賀川市にある介護施設シニアホームことぶきで避難訓練がありました
10月の晴れて避難訓練日和となった日に、消防署立ち会いのもと、ことぶきの建物内で火災が発生した想定で、避難訓練、消火訓練、AEDを使用した救命方法の指導を消防士さんより受けました。
ことぶきの厨房より火災が発生し、事務所にある火災報知器が鳴って消防へ通報し、スタッフがことぶきの入居者様を外の駐車場へ避難させる流れで避難訓練を実施しました。

火災通報装置で消防へ通報する様子

避難の様子
消防士さんより、警報が鳴ったら事務所の警報器を確認して出火場所を探し通報、初期消火を実施する、直ちに入居者様を火元から遠い避難経路より避難させる、避難時はエレベーターが停電で使えない事があるので階段を使用する等の指導があり、避難の誘導が速やかに出来ていたと好評をいただきました。
消火訓練は水が入っている練習用の消化器で行いました。周りの人に助けを求めて、近くにある消化器を持ってきて、火が上がっていると何が燃えているのか分からないので直接消化器は火にかけないで、手前からほうきではくように使う、火傷しない適正な位置から距離を意識して使う、消火後は逃げるとの指導がありました。施設にある消化器は万能消化器といってどんな火災にも使えて、消化器が使える時間は15秒しか使えず、粉が飛ぶ距離は3mから6mとの説明があり、日頃から消化器がどこに置いてあるか把握しておくようにとのことでした。

消火訓練
一番大切なのは、命が助かる事というお話があり、もしも火災が発生した時はことぶきの全員が助かるように避難訓練で学んだ事を確実に実行できるようにしたいと思います。また、火災が発生しないように日常的に気をつけていこうと思います。
AEDを使った救命訓練では、倒れている人を発見したら肩をたたいて、声をかけて意識を確認する、周りにAEDを持ってくることと救急車を呼ぶよう助けを求める、心肺蘇生法とAEDを実行する、協力を求めて複数で実施する等の説明を受けました。
心肺蘇生法は胸の真ん中に両手をおいて1分間に100~120回のテンポで胸を押すようにする、頭の中でどんぐりコロコロの音楽を流しながら行うとリズムが取りやすいとのコツを教えていただきました。AEDは電源を入れて音声に合わせて実行する、パッドを貼ると機械が自動で反応して指示を出してくれる、衣服やネックレス、ベルトなど外せるものは外すなどの説明がありました。

AEDを使った救命訓練
今回、消防士さんにご指導いただいた内容を速やかに行動にうつして、救命につなげていきたいと思います。
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