シニアホームせせらぎ
福島県須賀川市にある介護施設シニアホームせせらぎで避難訓練がありました
4月にALSOKのスタッフ立ち会いの元、避難訓練があり、今回は須賀川市で震度6強の地震が発生し、地震により一階厨房より火災が発生したという想定で、入居者様の避難誘導、消火訓練、AEDを使った救命訓練を行いました。
避難訓練を行うと同時に、BCP訓練として、地震等の自然災害が起きた時に当日休みのスタッフが、せせらぎへ参集する訓練も行いました。まず、大きな地震が発生し、休みのスタッフがせせらぎに電話を入れます。最初につながったスタッフが状況を確認し、助けが必要との連絡を受けたら、携帯のLINEアプリを使用して、せせらぎに参集するようにメッセージを送ります。確認したスタッフはせせらぎに参集します。万が一自宅が被災した場合はそちらを優先して、集まれるスタッフで避難対応を行います。

参集方法の説明

参集訓練
地震で怪我をしている人はいないか、各居室安全確認にまわりました。

入居者様の安全確認
続けて火災が発生し、水平避難による避難訓練を行いました。水平避難とは、火元から離れた非常階段から逃げれるように、せせらぎの建物内奥に非常階段があるので、各階毎で廊下の一番奥の非常階段の方へ集まって避難する方法です。

水平避難の誘導
防火扉を閉めて火災が広がるのを防ぎました。

防火扉
せせらぎの駐車場で消火訓練を行いました。

消化訓練
その後、AEDを使用した救命訓練を行いました。

救命訓練
ALSOKの方より、心肺蘇生法とAEDの使い方の指導を受けました。
救命を行う時は、危険な場所ではないか周囲の安全を確認してから、麻痺がある方もいるので片手ではなく両手で肩を叩いて声をかける、応援を呼んで119番通報とAEDを持ってきてもらうよう頼み、呼吸の確認、胸骨圧迫を1分間に100~120回、なるべく深く押して、自分がポンプがわりになって血液循環させられるように意識して行う、AEDを音声に合わせて装着する、女性に使用する時は、下着は外さなくてよいが金具部分でやけどすることがあるので注意する、119番通報しているか協力を求めた人に再確認する、もしペースメーカーをつけていてもAEDの電気の流れにペースメーカーがあたっていなければ大丈夫であること、物を詰まらせている場合はハイムリック法や背部叩打法で詰まりを取ってから救命を行うなど、注意点の説明がありました。
今後もし、火災や救命があった時には迅速に対応していきたいと思います。
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