シニアホームおおまち

福島県にある介護施設シニアホームおおまちで避難訓練を実施しました

2025年10月28日 避難訓練

早朝の地震・火災を想定した避難訓練を実施しました

11月24日(金)シニアホームおおまちでは、矢吹消防署 立ち会いの元、避難訓練を実施しました。

​今回は、**「早朝の地震発生」と、その後の「厨房からの火災」**という複合的な災害を想定しました。

​1.今回の訓練のポイント

​特に、職員が少ない時間帯での初期対応に重点を置きました。

  • 想定:一人勤務の職員が安否確認中に火災を発見し、初期消火に失敗。

対応:すぐに避難誘導を開始し、その後、駆けつけた職員と協力して全員の避難を完了させました。

2.今後の取り組み

​訓練を通じて、職員の初動対応や情報連携の手順を確認しました。

​今回の結果を踏まえ、緊急時の対応マニュアルや手順をスタッフ間で共有し、引き続き防災意識の向上と安全・安心な生活環境を提供してまいります

​避難訓練後、救命救急の研修を実施しました。

​セキュリティのプロであるALSOKの方にご指導して頂きました。

万が一の事態に備えて、AED(自動体外式除細動器)の使い方と、最も重要な**心肺蘇生法(胸骨圧迫)**を改めて学びました。

​講習ハイライト:実践で学ぶ命の繋ぎ方

​1. 救命処置の基本

​まずは救命処置の重要性について学びました。倒れている人を発見してから、救急隊に引き継ぐまでの一連の流れが、いかに重要かを再確認しました。

  • ​意識の確認
  • ​119番通報とAEDの要請
  • 絶え間ない胸骨圧迫
  • ​AEDの使用

​2. 胸骨圧迫(心臓マッサージ)の実践

​救命処置で最も重要なのは、心臓の動きを助ける胸骨圧迫です。

「少なくとも100回/分、120回を超えない」**という国際的なガイドラインで推奨されているテンポです。

おおよそ1秒間に2回のリズムで絶え間なく圧迫し続けるイメージです。疲労で圧迫の質が低下しないよう、このリズムを保つことが非常に重要です。

​ALSOKさんのトレーニング用マネキンを使い、実際に体を動かして練習しました。

スタッフは「深く約5cm沈み込ませる」「1分間に100〜120回の速さ」を意識し、疲れても継続できるよう、交代しながら繰り返し行うとのこと。

倒れている人を発見したら、すぐに協力者に119番通報を依頼しますが、もし一人しかいない場合は、自分のスマートフォンをすぐにスピーカーモードにし、脇に置くことが非常に有効であると教わりました。

​これにより、通報の相手である指令員の方からリアルタイムで指示を受けながら、次の行動である心肺蘇生を開始できるため、判断に迷うことなく、時間のロスなく救命処置を進める

<スタッフの感想>

「想像以上に体力を使う」「肘を曲げずに体重をかけるのが難しい」といった声が上がり、いざという時のために、正しい姿勢と継続力を身につけることの大切さを実感しました。何よりも、胸骨圧迫を中断させないことが重要です。

​3. AEDの正しい使い方と手順

​そして、講習のメインであるAEDの使い方です。

  1. 電源を入れると、音声ガイドが始まる。
  2. 電極パッドを、絵の通りに胸に直接貼り付ける。
  3. 心電図の解析(この時、傷病者に触れない!)
  4. ショックボタンを押す。

​AEDの操作は音声ガイドに従えば難しくありませんが、パッドを貼る間も胸骨圧迫をできる限り継続するなど、が求められることを学びました。

​まとめ:安心を支えるスタッフの意識

​今回の講習を通じて、私たちスタッフは、技術だけでなく、**「勇気を持って最初の一歩を踏み出す」**ことの重要性を学びました。

​高齢者施設において、適切な胸骨圧迫とAEDの使用は、命を救うための命綱です。今後も継続してトレーニングを重ね、ご入居者様が安心して暮らせるホームづくりに努めてまいります。

 

 

 

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