シニアホームせせらぎ
福島県須賀川市にある介護施設シニアホームせせらぎで避難訓練がありました
10月20日、消防署立ち会いのもと避難訓練を実施しました。

シニアホームせせらぎの建物内一階厨房から出火して初期消火失敗した想定で、居室の入居者様の避難誘導を行いました。一階~三階の避難誘導担当を決めて、避難指示が出てから速やかに各階廊下の非常口側に、水平避難という別の階へ逃げるのではなく、今自分がいる階の火元から一番遠い、奥の方へ移動する避難方法で誘導を行いました。

火元の確認、初期消火失敗

逃げて下さいと避難呼びかけ

廊下の奥へ水平避難
せせらぎには、地震や火事など非常事態が起きたときのために、ヘルメットを完備しています。避難訓練もヘルメットをかぶって行いました。

事務所に通報装置があります。

非常ボタンを押せば通報が行き、通報装置の電話が鳴るので、電話をとって指示に沿って動くこと、非常ボタンを押さなくても煙や炎を感知器が感知し、非常ベルが鳴ると自動で消防へ通報される事など説明を受けました。

せせらぎの建物内には天井にスプリンクラーが設置してあり、火が高くなり届くとスプリンクラーから水が出ます。

一階~三階廊下には防火扉があり、スプリンクラーが炎を感知すると防火扉が閉まり、建物内に火事が広がるのを防ぎます。

防火扉

せせらぎ建物内に併設されているデイサービスクローバーの出入り口の前にも防火扉があります

建物内の窓は空気が入り火が広がらないように閉めておくと良いことを教えて頂きました。
講評として、避難誘導の動きはスムーズだった、せせらぎの建物の壁のクロスは10分位は火事にたえられる造りになっているので、建物の構造を把握しながら10分を目安に避難活動にあたることなどお話しがありました。
*消火訓練
練習用の水が入った消火器を使用して消火訓練を行いました。


消火器の説明があり、中の粉が飛ぶ距離は3~6m、使える時間は10~15秒なので覚えておく、建物内の消化器がある所を知っておき、普段自分が働いている場所から近い消化器をすぐ使えるようにすることなど教えて頂きました。
*AED訓練
AEDのデモキーを使用して、救急対応を教えて頂きました。
倒れている人を発見したら、両肩を叩いて声を掛けて反応を確認し、反応がない時は周りに大声で協力を求めます。

AEDを持ってくる人と救急車を呼ぶ人を使命します
呼吸を確認して胸骨圧迫を実施します。

AEDが届いたら協力者に使えるか確認をして使用します。

ショックボタンを押す時は離れます
反応がなければ胸骨圧迫を交代しながら続け、救急車が到着するまで救急対応を行います。
緊急時に迅速な対応が出来るように、避難訓練で覚えたことを、実践していきたいと思います。
ご指導頂いた須賀川消防署様、ALSOK様、本日はありがとうございました。
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【問い合わせ先】
シニアホームせせらぎ
福島県須賀川市坂の上町1番地1
TEL 0248-76-3381
担当 平山まで
